カーブ区間の走行で重要なことは、スピードコントロールと視線移動。
特に、カーブ進入時にオーバースピードになっていると、
視線が凝固し、車は視線の先のガードレールなどに進もうとします。
![ペーパードライバーレベル1・・・カーブ区間の走り方](https://paper-driver.jp/wp-content/uploads/2007/08/p101030101.jpg)
車は、ドライバーの視線の方向にか進もうとしない事を認識してください。
カーブ区間でのスピードコントロールは、
「入り口ゆっくり、出口すみやかに(速く)」を心がけます。
?カーブの手前の直線区間
![ペーパードライバーレベル1・・・カーブ区間の走り方](https://paper-driver.jp/wp-content/uploads/2007/08/p1010250.jpg)
カーブ手前の直線区間で、
この先のカーブ全体の曲がり具合を予測します。
カーブ入り口付近の見えている所だけを注視するのではなく、
カーブの奥の方がどうなっているかを予測しておくことが大切です。
?カーブ直前
![ペーパードライバーレベル1・・・カーブ区間の走り方](https://paper-driver.jp/wp-content/uploads/2007/08/p1010252.jpg)
スピード調整は、画像のような、カーブ区間に差し掛かるポイント、
ハンドルを切り始めるポイントで、最もスピードが落ちるようにします。
どのくらいスピードまで落とせば良いかというと、
カーブの出口側の方向に、余裕を持って視線を移動できるスピード
まで減速してあげます。
少しでも、この進入スピードが速すぎると、視線が固まってしまいます。
視線が固まると、ギクシャクした曲がり方となり、
スムーズに、カーブ区間を通過することができません。
?カーブ中盤?後半区間
![ペーパードライバーレベル1・・・カーブ区間の走り方](https://paper-driver.jp/wp-content/uploads/2007/08/p1010254.jpg)
勾配のないカーブでしたら、カーブ中盤で、
右足をブレーキペダルからアクセルペダルへと踏み替えておきます。
この時点で、ブレーキの必要があるとしたら、 進入時にオーバースピードだということです。
ペーパードライバーさんは、やりがちです。
カーブ区間が長い場合は、
スピードを維持する程度にアクセルを踏んであげます。
(まだ加速はしないように!)
ここでも視線移動に注意が必要です。
なるべく、進行方向の先の方を見るようにします。
?カーブ区間出口
![ペーパードライバーレベル1・・・カーブ区間の走り方](https://paper-driver.jp/wp-content/uploads/2007/08/p1010302.jpg)
カーブの出口、直線部分が見えてきたら、
アクセルを徐々に踏み足して、加速をはじめます。
アクセルを踏むと、ハンドルには戻ろうとする力が加わります。
その力を感じ取れるように、ハンドルを握る手には、
力を入れすぎないように注意しましょう。
アクセルの操作は、ハンドルを戻す操作と連動させるように、
徐々に踏んでいくと、スムーズに加速することができます。
カーブの出口で視界が開けたら更に遠くに視線を移すようにします。
そうすることで、自然とアクセルを踏みたくなり、ハンドルもそれに伴って自然と戻るようになります。
視線が近くて、ハンドルを戻そう戻そうと意識すると、
ハンドルを戻し遅れたり、回しすぎたり、ギクシャクしたりしてしまいます。
ペーパードライバーさんは、このタイミングでハンドルを戻し遅れて、
カーブの内側のガードレールや縁石にぶつかっていく人がいます。
ハンドルを戻し遅れないコツは、簡単です。
カーブの出口では、道路の内側ではなく、 進行方向に視線を移してあげるようにしてあげましょう。